宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:28)
今日、C5.8の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/15 04:48 C3.0
03:24 C3.2
01:56 C5.8
1/14 22:00 C7.3
20:32 C9.6
16:00 C2.8
09:13 C4.2
08:22 C2.3
1/13 07:29 C3.8
01:59 C4.7
00:34 C3.3

黒点  1/15 (NOAA)
磁場 フレア
3539 3 β C4
3540 16 βγ ---
3541 4 β C6
3545 4 β C2
3546 9 β ---
3547 2 β ---
3548 5 β ---
3549 7 β C7
3550 3 α ---
3551 3 β ---
3552 4 α ---
3553 3 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 342 +0.4
-2 h 351 -0.6
-4 h 339 -2.8
-6 h 342 -1.5
-8 h 411 -4.2
-10 h 478 -5.7
-12 h 479 -4.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -7 -/ -
-2 h -7 -/ -
-4 h -8 -/ -
-6 h -11 -/ -
-8 h -12 -/ -
-10 h -20 -/ -
-12 h -11 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 3x10^1
1/15 0.5 2x10^2
1/14 0.4 2x10^2
1/13 0.4 2x10^2
1/12 0.3 2x10^2
1/11 0.4 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 1/10 14:30 太陽風は平均的な状態になっています。磁気圏は概ね静穏です。
2024/ 1/11 12:20 太陽風は平均的な速度が続いています。Mクラスのフレアが発生しています。
2024/ 1/12 12:31 フレアの発生が続いています。太陽風は平均的な状態です。
2024/ 1/13 13:38 太陽風はやや高速です。フレアは少なくなっています。
2024/ 1/14 13:17 太陽風は低速になっている様です。太陽は穏やかです。
最新のニュース

2024/ 1/15 13:28 更新
太陽風は低速の状態が続いています。

担当 篠原

DSCOVR衛星による太陽風速度の観測は、
後半は正しい状態になっている様で、
現在は350km/秒と低速の状態が続いています。

磁場強度は、今朝まで7nTと少し強まっていましたが、
その後下がって、現在は3nTとやや弱くなっています。

磁場の南北成分は、
昨日のニュース以降南向きが続く様になり、
-5nT付近の状態が今朝まで続きました。
このため、磁気圏はやや活動的な状態が続き、
AE指数は300〜500nTの小規模の変化が
半日ほど連続して発生しています。

今朝以降、磁場の南向きの変化は小さくなり、
グラフの最後は0nT付近になっています。
これに合わせて磁気圏の活動も弱くなり、
AE指数は変化が見られなくなっています。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
北西側(右上)に小さいコロナホールが見えています。
この後、弱い影響がやって来るでしょうか。


太陽は、昨夜、14日20時半(世界時14日11時半)に、
西の端(右端)の少し向こう側で
C9.6の小規模フレアが発生しました。
SDO衛星AIA131の動画を掲載します。
フレアの全体が見えていないので、
実際の規模はこれよりも大きかった可能性があります。

このフレアに伴って、
CME(コロナ質量放出)が太陽の右側に飛び出しています。
横向きなので影響はありません。

太陽のこちら側では、
14日22時(世界時14日13時)に南東(左下)の3549群でC7.2、
15日2時(世界時14日17時)に南西(右下)の3541群でC5.8
などの小規模フレアが発生しています。

現在のX線グラフの変化は少なく、
太陽は比較的穏やかな状態です。




西の端の少し向こう側で発生したC9.6の小規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の右へ飛び出すCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。