宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 5/ 1 13:42 更新 太陽風の速度は平均的な状態です。M2.0の中規模フレアが発生しました。 担当 篠原 太陽風は、速度が430km/秒から450km/秒へ少し上がっていますが、 平均的な状態です。 磁場強度は、5nTから10nTへ強まり、 途中で5nTに下がって、再び10nTに強まる変化が発生しています。 太陽風の2番目のグラフの太陽風磁場の大まかな向きが、 「A」から「T」に切り替わっているので、 これに関係する変化かもしれません。 27日周期の図を見ると、 前周期の4月3日に同様の切り替わりが到来しています。 太陽風磁場の南北成分は、 グラフの最後で、-5nTと南向きに少し強まっています。 磁気圏の活動も少し強まっていて、 AE指数は変化のない状態から、 グラフの最後で500nTの中規模の変化が発生しています。 SDO衛星AIA193は、 太陽の中心部に小さいコロナホールが見える程度で、 太陽風は穏やかに推移しそうですが、 27日周期の図を見ると、前周期は、 ちょうど27日前の4月4日から速度の高まりが到来しています。 今回はどうなるでしょうか。 太陽は、北東(左上)の4079黒点群で、 昨夕、4月30日16時半(世界時30日7時半)に、 M2.0の中規模フレアが発生しています。 GOES衛星SUVI 131の動画を掲載します。 その後は目立った活動はなく、太陽は穏やかな状態です。
(c) GOES衛星SUVI 131 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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