宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 5/29 12:48 更新 太陽風の速度は一旦下がって、再び630km/秒に高まっています。磁気圏も活動的です。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日のニュースの後はゆっくりと低下して、 600km/秒の高速風から、 今朝には400km/秒と平均的な速度に下がっていました。 しかし、29日9時(世界時29日0時)頃から 再び高まりがやって来て、 現在は630km/秒に達しています。 太陽風の磁場強度は、 昨日のニュースの後、10nTから15nTへ少し強まり、 今朝の速度の高まりの頃には24nTまで強まりました。 速度が上がるとこちらは下がり、現在は12nTです。 値としては強まった状態が続いています。 磁場の南北成分は、グラフの中盤から南寄りになっていて、 磁場の強まりの頃には、 -20nTを超える強い南向きが発生しています。 磁気圏の活動は強まっていて、 AE指数は800〜1300nTと活発な変化が続いています。 引き続き注目してください。 太陽は、北東(左上)の4100黒点群で 小さい活動が目立つ様になっていて、 X線グラフの最後にC7.0の小規模フレアが発生しています。 この後も活動が続くでしょうか。 ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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