宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:48)
今日、C7.0の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気嵐が発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/29 11:52 C7.0
01:23 C3.0
5/28 20:41 C2.0
19:37 C2.8
5/27 19:07 C5.0
15:56 C2.3
07:33 C9.8

黒点  5/29 (NOAA)
磁場 フレア
4092 1 α ---
4094 2 α ---
4096 1 α ---
4099 16 βδ C3
4100 14 βγ C7
4101 6 β ---
4102 2 β ---
4103 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:36 614 -1.3
-2 h 578 -7.8
-4 h 395 -2.5
-6 h 413 +9.0
-8 h 444 -3.3
-10 h 447 -5.3
-12 h 458 -4.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -81 -/ -
-2 h -34 -/ -
-4 h -26 -/ -
-6 h -38 -/ -
-8 h -39 -/ -
-10 h -19 -/ -
-12 h -16 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^2
5/29 0.3 9x10^2
5/28 0.3 1x10^3
5/27 0.3 2x10^3
5/26 0.3 1x10^3
5/25 0.3 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 5/24 10:41 太陽風は平均的な状態です。太陽は穏やかです。
2025/ 5/25 12:21 X1.1の大規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2025/ 5/26 12:32 M8.9の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2025/ 5/27 13:17 M2.9とM1.4の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な速度です。
2025/ 5/28 12:39 太陽風の速度が600km/秒に高まっています。磁気圏の活動も強まっています。
最新のニュース

2025/ 5/29 12:48 更新
太陽風の速度は一旦下がって、再び630km/秒に高まっています。磁気圏も活動的です。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日のニュースの後はゆっくりと低下して、
600km/秒の高速風から、
今朝には400km/秒と平均的な速度に下がっていました。
しかし、29日9時(世界時29日0時)頃から
再び高まりがやって来て、
現在は630km/秒に達しています。

太陽風の磁場強度は、
昨日のニュースの後、10nTから15nTへ少し強まり、
今朝の速度の高まりの頃には24nTまで強まりました。
速度が上がるとこちらは下がり、現在は12nTです。
値としては強まった状態が続いています。

磁場の南北成分は、グラフの中盤から南寄りになっていて、
磁場の強まりの頃には、
-20nTを超える強い南向きが発生しています。
磁気圏の活動は強まっていて、
AE指数は800〜1300nTと活発な変化が続いています。
引き続き注目してください。


太陽は、北東(左上)の4100黒点群で
小さい活動が目立つ様になっていて、
X線グラフの最後にC7.0の小規模フレアが発生しています。

この後も活動が続くでしょうか。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。