宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (07:24)
今日、C2.0の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/ 2 00:32 C2.0
9/ 1 --- ---
8/31 07:17 C1.3
03:31 C5.2

黒点  9/ 1 (NOAA)
磁場 フレア
2672 4 β ---
2673 1 α ---
2674 10 β C5
2675 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
07:14 619 -1.9
-2 h 641 +1.1
-4 h 661 +3.3
-6 h 640 +2.2
-8 h 657 +0.2
-10 h 661 -3.2
-12 h 645 -2.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
07:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^3
9/ 2 0.4 5x10^3
9/ 1 0.5 2x10^3
8/31 0.5 7x10^2
8/30 0.4 5x10^3
8/29 0.5 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 8/28 13:24 太陽風は低速の風が続いています。オレゴン州からの日食写真をどうぞ。
2017/ 8/29 14:01 太陽風は低速です。太陽に新しい黒点が現れています。
2017/ 8/30 13:31 太陽の東から大きな黒点が現れています。太陽風は平均的な状態です。
2017/ 8/31 08:53 C5.2の小規模フレアが発生しました。太陽風は低速に戻っています。
2017/ 9/ 1 10:56 高速の太陽風が到来し、速度は600km/秒台に高まりました。
最新のニュース

2017/ 9/ 2 07:24 更新
太陽風の速度は650km/秒へ高まっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日のニュースの後、
540km/秒程度に下がっていましたが、
夕方から再び高まって、
650km/秒と昨日よりも一段高い速度に上がっています。

磁場強度も、昨日の午後に5nTから8nTに高まり、
現在もその状態です。
引き続き、速度の変化にも注目してください。

太陽風磁場の南北成分は、
0nTを挟んで北に振れたり、南に振れたりしています。

速度が高まっているため、磁場が南向きに振れると、
磁気圏の活動も高まって、
AE指数は、1000nTや700nTの変化が発生しています。
連続的な変化ではありませんが、
極域ではにぎやかなオーロラの輝きが見られたのではないでしょうか。

SDO衛星AIA193では、
今回の高速太陽風をもたらしたコロナホールは、
太陽の西に進んでいます。
もう3日程経つと、地球への影響は終わるかもしれません。

一方、太陽の東側にはコロナホールは見えません。
高速風の通過後、太陽風はしばらく穏やかになりそうです。


太陽では、2672黒点群が西の端に沈んで見えなくなっています。

大きな姿を見せている2674黒点群では、
今日の未明に、C2.0、C1.2の小規模フレアが発生しています。
しかし、特に活動が高まっているという様子ではありません。
また、東端から活動的な領域が近づいている様です。




高専スペースキャンプは、今日は外へ出て、
缶サットの投下実験や、
講座で製作したモデルロケットの打ち上げを行います。
学生たちは、それぞれ工夫を凝らした缶サットの製作を大急ぎで進めていて、
そのまま徹夜になってしまったチームもあるようです。
どんな缶サットができあがったのか、投下するのが楽しみです。

今日は、この後ずっと外の作業になりそうなので、
朝の更新になりました。
大会は明日までです。




世界時9月1日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。