宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (16:36)
今日、C6.3の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/14 09:54 C3.6
05:21 C3.8
02:32 C6.3
6/13 20:59 C4.9
08:09 C5.1
05:19 C3.3
6/12 22:11 C2.7
18:53 C3.7
17:48 C2.6
15:52 C5.2

黒点  6/14 (NOAA)
磁場 フレア
3326 1 α ---
3327 12 β C3
3329 2 α C5
3331 10 β C3
3333 10 β C2
3334 3 α C6

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
16:26 355 +1.0
-2 h 370 +4.8
-4 h 344 +0.4
-6 h 354 -0.6
-8 h 392 -1.3
-10 h 403 -0.9
-12 h 404 +3.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
15:30 10 -/ -
-2 h 11 -/ -
-4 h 7 -/ -
-6 h 16 -/ -
-8 h 17 -/ -
-10 h 14 -/ -
-12 h 12 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 5x10^1
6/14 0.4 2x10^2
6/13 0.4 2x10^2
6/12 0.4 2x10^2
6/11 0.4 2x10^2
6/10 0.3 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 6/ 9 12:49 太陽風は更に低速になっています。5月の黒点相対数は 137.9 でした。
2023/ 6/10 14:06 太陽風はかなり低速になりました。M2.5の中規模フレアが発生しました。
2023/ 6/11 13:18 太陽風磁場が強まっています。速度は低速の状態です。
2023/ 6/12 13:03 太陽風は平均的な状態に戻っています。磁気圏は穏やかです。
2023/ 6/13 12:49 太陽風の速度は少し高めです。磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2023/ 6/14 16:36 更新
プロミネンス噴出が発生しています。太陽風は低速になっています。

担当 篠原

昨日、13日10時(世界所13日1時)頃に、
太陽の北の端近くでプロミネンス噴出が発生しています。
GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。

これにより、SOHO衛星LASCO C2、C3では、
太陽の上に向かって飛び出すCME(コロナ質量放出)が
観測されています。
地球に対して横向きの噴出なので、影響はありません。

昨日、一昨日のニュースで紹介した現象と似ていますすが、
別の現象です。
活発な太陽の活動が続いています。

フレアは、太陽の北東に現れた3334黒点群でC6.3、
南東の3333群でC3.7などの小規模フレアが発生しています。
東側の領域は、この後どの様な活動を起こすでしょうか。


太陽風は、速度が430km/秒から350km/秒へ下がり、
低速になっています。
磁場強度は、7nTから5nTへ少し下がっていますが、
こちらは平均的な状態です。

磁気圏は概ね静穏で、
AE指数は小規模の変化が時々発生している程度です。




太陽の北側で発生したプロミネンス噴出。
(c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の上に向かって広がるCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。