宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:28)
今日、M1.0の中規模フレアが発生しました。
また、M1.0の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/17 04:55 M1.0
01:03 C1.8
6/16 19:22 M1.0
17:52 C3.5
15:11 C3.2
14:22 M1.0
11:35 C3.5
6/15 21:37 C9.7
18:07 C2.7
12:13 C6.0
08:30 C5.0
07:52 C6.6
05:32 C3.6
00:08 C3.7

黒点  6/17 (NOAA)
磁場 フレア
3331 2 α M1
3333 16 β ---
3334 1 α ---
3335 18 βγ C4
3336 8 β M1
3337 1 α M1
3338 4 β M1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 576 -0.5
-2 h 604 +1.4
-4 h 615 -0.0
-6 h 648 -0.6
-8 h 637 -0.1
-10 h 639 -0.5
-12 h 645 -0.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -14 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -22 -/ -
-6 h -34 -/ -
-8 h -41 -/ -
-10 h -39 -/ -
-12 h -43 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 8x10^2
6/17 0.4 1x10^3
6/16 0.4 4x10^2
6/15 0.4 3x10^2
6/14 0.4 2x10^2
6/13 0.4 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 6/12 13:03 太陽風は平均的な状態に戻っています。磁気圏は穏やかです。
2023/ 6/13 12:49 太陽風の速度は少し高めです。磁気圏は穏やかです。
2023/ 6/14 16:36 プロミネンス噴出が発生しています。太陽風は低速になっています。
2023/ 6/15 12:45 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。小規模フレアが続いています。
2023/ 6/16 14:01 太陽風の速度が600km/秒台に高まり、磁気圏の活動も強まっています。
最新のニュース

2023/ 6/17 13:28 更新
高速の太陽風が続いていますが、速度は少し下がっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、
今朝まで650km/秒に高まった状態が続きましたが、
グラフの最後で少し下がり、現在は570km/秒です。
高速の状態は続いています。

磁場強度も、小幅ですが7nTから5nTへ下がり、
平均的な値に戻っています。

磁場の南北成分は、グラフの前半は南寄りでしたが、
後半は0nT付近で小さく変化する様になっています。
このため、AE指数のグラフも
初めは1000nTくらいの大きい変化が続いていますが、
途中から変化が一段小さくなっています。

SDO衛星AIA193では、
中心部の南北にコロナホールが見えています。
3〜4日後くらいからこの領域の影響が到来する可能性があります。


太陽は、北東(左上)の3337、3338黒点群と、
南西(右下)の331群で、
それぞれM1.0の中規模フレアが発生しています。

X線グラフが少しにぎやかになっています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。