宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (17:01)
今日、C8.0の小規模フレアが発生しました。
また、X1.0の大規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/ 5 12:58 C3.5
12:11 C3.9
08:09 C6.0
07:05 C4.8
06:24 C5.2
04:11 C8.0
03:46 C2.8
7/ 4 23:14 C4.6
21:22 M1.4
15:37 C7.2
09:24 C4.2
08:50 C4.3
05:46 C8.9
02:58 C5.0
00:05 C4.4
7/ 3 23:42 C3.5
21:30 C4.6
20:55 C3.7
16:45 C3.2
15:45 M1.3
15:13 C3.0
07:58 X1.0
07:04 C5.7
06:23 C7.3

黒点  7/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
3354 25 βγδ X1
3357 7 β ---
3358 13 β M1
3359 5 βγ C7
3360 8 β C9
3361 3 β C6

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
16:56 347 +2.3
-2 h 352 +1.5
-4 h 352 +1.2
-6 h 348 -0.9
-8 h 352 -1.8
-10 h 354 +0.7
-12 h 351 +1.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
16:30 19 -/ -
-2 h 13 -/ -
-4 h 15 -/ -
-6 h 14 -/ -
-8 h 19 -/ -
-10 h 21 -/ -
-12 h 12 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^3
7/ 5 0.3 6x10^3
7/ 4 0.3 4x10^3
7/ 3 0.4 5x10^3
7/ 2 0.4 4x10^3
7/ 1 0.3 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 6/30 12:54 太陽風はやや高速で、磁気圏の活動が強まりました。M3.8の中規模フレアが発生しました。
2023/ 7/ 1 12:55 太陽風は高速になっています。磁気圏は穏やかです。
2023/ 7/ 2 13:10 M1.1とM2.0の中規模フレアが発生しました。磁気圏は穏やかです。
2023/ 7/ 3 12:57 X1.0の大規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2023/ 7/ 4 14:38 太陽風はやや低速です。6月の黒点相対数は 163.4 でした。
最新のニュース

2023/ 7/ 5 17:01 更新
太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は350km/秒へ下がって、低速になっています。
磁場強度は、4nT前後と平均的な状態です。

磁場の南北成分は、0nT付近で小さく南北に変化しています。
太陽風の速度が下がっていることもあり、
磁気圏は穏やかな状態です。
AE指数は、変化のない状態で推移しています。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、
中心部の北側と、南側のやや緯度が高い領域に
コロナホールが見えています。
3日後くらいからこれらの領域の影響で
太陽風の速度が高まるかもしれません。


SOHO衛星LASCO C2、C3では、
昨日の昼、4日13時(世界時4日4時)頃から、
太陽の南側で大きく広がるCME(コロナ質量放出)が
観測されています。

SDO衛星のAIAの画像では、
対応する時間帯に目立つ規模の変化は起きていないので、
太陽の向こう側で発生した現象の可能性がありますが、
NOAA/SWPCの太陽風予報のページでは、
こちら側の噴出と考えていて、
明後日、7日15時(世界時7日6時)頃に
太陽風の乱れが到来する可能性がある様です。
太陽風の変化に注目してください。

フレアは、北西の端(右上)に達した3354黒点群で、
昨夜以降、M1.4の中規模フレアや、
C8.0、C4.8、C6.0、C3.9、C3.4などの
小規模フレアの発生が続いています。

3354群は、これから西の端に没して見えなくなるので、
フレアの発生は少なくなりそうです。



太陽の南側に広がるCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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