宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:41)
今日、M1.5の中規模フレアが発生しました。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線がやや強くなっています。放射線帯電子は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/25 10:39 M1.5
08:24 C2.3
02:23 C2.5
7/24 16:47 C4.2
12:35 C9.0
10:35 C3.4
09:07 C8.4
7/23 23:15 C7.4
20:56 C2.4
13:46 C9.9
08:19 C3.1

黒点  7/25 (NOAA)
磁場 フレア
3372 1 α C9
3373 13 βγ M1
3376 4 β M2
3377 5 β ---
3378 1 α ---
3379 5 β C8
3380 6 β C4
3381 4 β ---
3382 1 α ---
3383 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:36 389 -3.2
-2 h 391 +0.1
-4 h 417 -1.0
-6 h 424 -1.0
-8 h 397 -4.6
-10 h 413 +0.9
-12 h 414 +0.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -18 -/ -
-2 h -18 -/ -
-4 h 1 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h -10 -/ -
-10 h -18 -/ -
-12 h -15 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 1.7 2x10^2
7/25 7.5 8x10^2
7/24 0.5 4x10^2
7/23 0.5 3x10^2
7/22 0.9 1x10^3
7/21 6.4 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 7/20 16:28 太陽風は平均的な状態です。M3.8の中規模フレアが発生しています。
2023/ 7/21 13:31 太陽風の小規模の乱れが到来しました。現在の太陽風は平均的な状態です。
2023/ 7/22 14:11 太陽風の小規模の乱れが到来しました。M3.1の中規模フレアが発生しました。
2023/ 7/23 14:11 太陽風は平均的な状態です。CMEの発生が続いています。
2023/ 7/24 14:27 太陽風は平均的な状態です。CMEが発生しています。
最新のニュース

2023/ 7/25 13:41 更新
太陽風は平均的な状態です。太陽の向こう側でハロー型のCMEが発生しました。

担当 篠原

太陽風は、速度は400km/秒、磁場強度は5nTと、
平均的な状態で推移しています。
磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化する程度で、
磁気圏は穏やかです。
AE指数は時々変化が発生する程度です。

SDO衛星AIA193では、
コロナホールは特に見えていません。
明日、明後日頃に、
CME(コロナ質量放出)による太陽風の小規模の変化が
やって来る可能性がありますが、
それを除くと、太陽風は穏やかに推移しそうです。


太陽では、今日未明、25日3時(世界時24日18時)頃に、
太陽を丸く囲むように広がるハロー型のCMEが発生しました。
SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を掲載します。
右下寄りに丸く広がるガスと太陽を中心に丸く広がるガスの
2つが重なっている様にも見えます。

太陽のこちら側では特に変化が起きていないので、
向こう側で発生した現象の様です。
地球への影響はありません。

こちら側では、25日10時半(世界時25日1時半)に、
北西側(右上)の3376黒点群で
M1.5の中規模フレアが発生しています。



太陽の向こう側で発生したハロー型のCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。