宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:31)
今日、C3.6の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/ 3 06:24 C3.6
5/ 2 --- ---
5/ 1 16:07 C2.5

黒点  5/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
4070 1 α ---
4072 3 β ---
4076 1 α ---
4079 14 βγδ C4

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:26 643 -1.1
-2 h 561 -3.3
-4 h 528 -2.0
-6 h 543 +0.3
-8 h 556 -2.2
-10 h 548 -2.4
-12 h 549 -1.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
08:30 -76 -/ -
-2 h -50 -/ -
-4 h -53 -/ -
-6 h -54 -/ -
-8 h -52 -/ -
-10 h -40 -/ -
-12 h -26 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^3
5/ 3 0.2 5x10^3
5/ 2 0.2 1x10^3
5/ 1 0.2 4x10^2
4/30 0.2 8x10^2
4/29 0.2 9x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
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NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 4/28 12:02 太陽風は平均的な速度で安定しています。太陽は穏やかです。
2025/ 4/29 12:49 太陽風は低速になっています。磁気圏はとても穏やかです。
2025/ 4/30 12:37 太陽風は平均的な状態です。Mクラスの中規模フレアが発生しています。
2025/ 5/ 1 13:42 太陽風の速度は平均的な状態です。M2.0の中規模フレアが発生しました。
2025/ 5/ 2 12:58 太陽風の速度が高まっています。磁気圏の活動も強まっています。
最新のニュース

2025/ 5/ 3 09:31 更新
太陽風の速度は630km/秒に高まっています。磁気圏も活動的です。

担当 篠原

太陽風は、570km/秒と高速の状態が続いています。
グラフの最後では630km/秒に高まる変化が見えていて、
600km/秒台に高まった状態が続くかもしれません。
磁場強度は、12nTと強まった値で安定しています。

太陽風磁場の南北成分は、
0nTを挟んで南北に細かく変化しています。
磁場が強まっているため、南向きの変化も-5nT程度とやや大きく、
磁気圏の活動は活発になっています。
AE指数では、500nTを超える変化が連続的に発生していて、
最大の変化は1600nTに達しています。

27日周期の図を見ると、
前周期の太陽風速度の高まりは、4月9日頃まで続いています。
高速の太陽風は、この後も続きそうです。


太陽では、中心部北東側(左上)に、
4079黒点群が大きな姿を見せています。
SDO衛星による拡大写真を掲載します。

現在は、C1〜3の小さい小規模フレアを起こしている程度です。
この後はどう推移するでしょうか。



4079黒点群の拡大写真。
(c) SDO衛星HMII (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。