宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 5/ 5 10:25 更新 太陽風の速度は700km/秒に再び高まっています。磁気圏も活動的です。 担当 篠原 700km/秒台に高まっていた太陽風の速度は、 昨日の午後になると550km/秒くらいに下がりましたが、 今朝早くから再び高まって、 現在は700km/秒とかなり速い状態に戻っています。 磁場強度は、6nTから8nTに少し強まっています。 太陽風磁場の南北成分は、 南北に変化が見られる様になっています。 このため、磁気圏の活動は強まっていて、 AE指数は500nTを超えるくらいの中規模の変化が続き、 大きい時は1500nTに達する活動も発生しています。 27日周期の図を見ると、 高速太陽風の2つめの山が来ている様に見えていて、 前周期とは違う変化になっています。 この後、太陽風の状態はどの様に推移するでしょうか。 引き続き注目してください。 太陽は、4079黒点群が中心部に達しています。 しかし、フレアは小さい活動に留まっています。 一方、南東の端近く(左下)の4082群で、 昨夜、4日21時半(世界時4日12時半)に C5.4の小規模フレアが発生しています。 ![]() 4079黒点群の拡大写真。 (c) SDO衛星HMII (NASA)、作図:宇宙天気ニュース ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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