宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:02)
昨日、C7.0の小規模フレアが発生しています。
太陽風が非常に高速です。
磁気嵐がやや発達しています。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/30 --- ---
5/29 11:52 C7.0
01:23 C3.0
5/28 20:41 C2.0
19:37 C2.8

黒点  5/30 (NOAA)
磁場 フレア
4092 3 β ---
4094 1 α ---
4096 1 α ---
4099 16 βδ C3
4100 14 βγ C7
4101 5 β ---
4102 1 α ---
4103 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:56 709 -0.7
-2 h 698 -0.3
-4 h 710 -1.5
-6 h 722 +0.9
-8 h 755 -3.3
-10 h 728 +3.2
-12 h 669 +0.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -52 -/ -
-2 h -37 -/ -
-4 h -43 -/ -
-6 h -51 -/ -
-8 h -35 -/ -
-10 h -46 -/ -
-12 h -50 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^3
5/30 0.3 3x10^3
5/29 0.3 9x10^2
5/28 0.3 1x10^3
5/27 0.3 2x10^3
5/26 0.3 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 5/25 12:21 X1.1の大規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2025/ 5/26 12:32 M8.9の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2025/ 5/27 13:17 M2.9とM1.4の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な速度です。
2025/ 5/28 12:39 太陽風の速度が600km/秒に高まっています。磁気圏の活動も強まっています。
2025/ 5/29 12:48 太陽風の速度は一旦下がって、再び630km/秒に高まっています。磁気圏も活動的です。
最新のニュース

2025/ 5/30 13:02 更新
太陽風の速度は700km/秒に高まっています。磁気圏の活動も強まっています。

担当 篠原

昨日のニュースの後、
太陽風の速度は600km/秒台後半に高まり、
今日未明、30日2時(世界時17時)には、
更に700km/秒に高まって、現在もこの状態です。
太陽風の速度はかなり高まっています。

太陽風の磁場強度は、12nTと強まっていましたが、
速度が更に高まる頃にこちらは下がって、
現在は7nTと平均的な状態に戻りかけています。
太陽風速度の高まりは、最大を迎えている様です。

磁気圏は活動的な状態が続いています。
AE指数は、1000nT前後の活発な変化が続いていて、
1500nTに達する激しい変化も起きています。

磁場強度が下がってきたので、
今後は活動の規模は少し小さくなりそうですが、
高速の状態は続いているので、引き続き注目してください。

27日周期の図を見ると、
前周期の高速風は5月7日にかけて続いています。
今回も同程度と考えると、
6月3日くらいまで速度の高まりが続くかもしれません。


太陽は、昨日のニュース以降は目立った変化はなく、
穏やかに推移しています。

4100黒点群では小さい活動が続いていますが、
規模が大きくなる様子はありません。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。