宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 5/30 13:02 更新 太陽風の速度は700km/秒に高まっています。磁気圏の活動も強まっています。 担当 篠原 昨日のニュースの後、 太陽風の速度は600km/秒台後半に高まり、 今日未明、30日2時(世界時17時)には、 更に700km/秒に高まって、現在もこの状態です。 太陽風の速度はかなり高まっています。 太陽風の磁場強度は、12nTと強まっていましたが、 速度が更に高まる頃にこちらは下がって、 現在は7nTと平均的な状態に戻りかけています。 太陽風速度の高まりは、最大を迎えている様です。 磁気圏は活動的な状態が続いています。 AE指数は、1000nT前後の活発な変化が続いていて、 1500nTに達する激しい変化も起きています。 磁場強度が下がってきたので、 今後は活動の規模は少し小さくなりそうですが、 高速の状態は続いているので、引き続き注目してください。 27日周期の図を見ると、 前周期の高速風は5月7日にかけて続いています。 今回も同程度と考えると、 6月3日くらいまで速度の高まりが続くかもしれません。 太陽は、昨日のニュース以降は目立った変化はなく、 穏やかに推移しています。 4100黒点群では小さい活動が続いていますが、 規模が大きくなる様子はありません。 ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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