宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 6/10 13:38 更新 太陽風は平均的な状態です。太陽は穏やかです。 担当 篠原 昨日のニュースの後、 太陽風の速度は480km/秒くらいまで上がりました。 今日に入ると下がり始めて、 現在は420km/秒と平均的な速度です。 グラフの最後で少し上がっていますが、 目立つ程の変化ではありません。 磁場強度は、10nTから5nTに下がっています。 こちらも平均的な状態です。 磁場の南北成分は、 -5nTくらいの南向きの変化が時々発生しています。 磁気圏の活動もやや活動的で、 AE指数は500nTの中規模の変化が繰り返し発生しています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 南東側(左下)のコロナホールが良く見えるようになって言います。 27日周期の図を見ると、 前周期は5月17日から高速太陽風が始まりました。 この27日後と考えると、6月13日です。 今回も同じ様なタイミングで太陽風の速度が高まるでしょうか。 太陽は、南西(右下)の4107黒点群で、 C3.5の小規模フレアが発生しています。 その他は目立った変化はなく、太陽は穏やかな状態です。
(c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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