宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 7/16 13:33 更新 太陽風の速度は700km/秒に高まりました。現在は550km/秒です。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日のニュースの後に700km/秒まで高まり、 夕方までこの状態が続きました。 その後ゆっくり低下して、現在は550km/秒です。 高速の状態は続いています。 磁場強度は、7nT前後と平均的な値に戻っています。 磁場の南北成分は、比較的北寄りで変化しています。 磁気圏の活動は少なくなっていて、 AE指数は時々小規模の変化が見られる程度です。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールの大きい広がりが南西側(右下)に進んでいます。 太陽風は高速の状態が続きそうですが、 速度は再び高まるかもしれません。 昨夕、15日16時(世界時15日7時)頃に、 太陽の北東側(左上)でフィラメント噴出が発生しています。 GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 左上に向かって大きく飛び出しています。 SOHO衛星LASCO C2、C3では CME(コロナ質量放出)が観測されています。 地球に対しては横向きの噴出なので、影響はありません。 フレアは、中心部北側(上側)の4143黒点群で C5.0の小規模フレアが発生しています。
(c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() 太陽の左上へ広がるCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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