宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 8/30 14:11 更新 太陽風はやや低速になっています。フレアの発生は少なくなっています。 担当 篠原 太陽風は、380km/秒前後とやや低速の状態で推移しています。 磁場強度は、6nTと平均的な値です。 磁場の南北成分は、 北寄りから南寄り、そして0nT付近と変化しています。 南寄りの頃に磁気圏の活動が少し強まって、 AE指数で400nT程度の小規模の変化が発生しています。 その他の時間帯は変化がなく、穏やかです。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中心付近にコロナホールはなく、 太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 一方、南東の端(左下)にコロナホールの薄暗い領域が少し見えています。 27日周期の図を見ると、 前周期はこの部分にコロナホールが広がっていて、 8月9日頃から太陽風の速度が高まっています。 今回は9月5日頃でしょうか。 現在はどの様なコロナホールが広がっているのか注目して下さい。 太陽は、フレアの発生が少なくなっています。 中心部南側(下側)の4197黒点群では、 C5.9、C5.0などの小規模フレアが発生していますが、 このまま穏やかになるのか、再び活動が強まるのか、 引き続き注目してください。 SOHO衛星LASCO C2、C3では、 今日未明、30日2時(世界時29日17時)頃に、 太陽の右下へ広がるCME(コロナ質量放出)が観測されています。 太陽の向こう側で発生した現象です。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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