宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:15)
今日、M2.3の中規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/10 12:33 M2.3
10:54 C9.3
09:28 C4.4
08:33 C6.6
08:11 C6.9
03:07 C3.7
7/ 9 22:45 C4.2
20:03 C4.1
08:39 C5.7
06:14 C2.3
7/ 8 20:12 C3.3
10:30 C4.2
03:15 C2.7

黒点  7/10 (NOAA)
磁場 フレア
3358 1 α C7
3359 6 β C4
3360 6 β ---
3361 13 βγδ C9
3362 2 α ---
3363 2 α C2
3364 1 α C2
3365 2 α ---
3366 10 β C7
3367 10 β ---
3368 5 β ---
3369 5 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:04 426 +0.1
-2 h 345 -0.8
-4 h 363 -2.7
-6 h 396 -0.5
-8 h 384 +0.1
-10 h 393 -1.0
-12 h 386 -0.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 7 -/ -
-2 h 3 -/ -
-4 h 10 -/ -
-6 h 11 -/ -
-8 h 8 -/ -
-10 h 11 -/ -
-12 h 11 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 5x10^2
7/10 0.3 1x10^3
7/ 9 0.3 2x10^3
7/ 8 0.3 2x10^3
7/ 7 0.3 9x10^2
7/ 6 0.3 6x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 7/ 5 17:01 太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかです。
2023/ 7/ 6 12:20 太陽風は平均的な速度に戻っています。磁気圏は穏やかです。
2023/ 7/ 7 14:25 太陽風はやや高速になり、磁気圏の活動もやや強まっています。
2023/ 7/ 8 13:59 太陽風磁場が南向きになり、磁気圏の活動が強まりました。
2023/ 7/ 9 13:08 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2023/ 7/10 14:15 更新
M2.3の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速になっています。

担当 篠原

太陽の南西側(右下)の3358黒点群付近で、
10日12時半(世界時10日3時半)に
M2.3の中規模フレアが発生しました。

太陽の南西側では、
昨夜から3368黒点群が新しく現れて大きくなり、
それとともに、周囲の3358群、3366群で
Cクラスの小規模フレアが発生する様になっていました。

今朝以降のこの領域の活動の様子を
SDO衛星AIA131の動画で紹介します。
最後に明るく輝いているのが、M2.3のフレアです。

引き続き注目してください。


太陽風は、DSCOVR衛星の速度のグラフが後半で乱れているので、
ACE衛星のグラフも掲載します。
こちらを参照すると、370km/秒とやや低速の状態から、
今朝くらいから350km/秒へ下がって、
低速の風になっている様です。
磁場強度は、5nTと平均的な状態です。

磁気圏は概ね静穏で、
AE指数は、小規模の変化が見られる程度です。

SDO衛星AIA193では、
南半球のコロナホールは南西の端に近付いています。
特に影響のないままでしょうか。



M2.3など太陽の南東側の活動の様子。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。