宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:30)
今日、C3.0の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/11 06:47 C3.0
6/10 19:45 C5.5
16:48 C2.4
12:07 C3.5
01:47 C2.0
6/ 9 --- ---

黒点  6/11 (NOAA)
磁場 フレア
4105 24 βγ C2
4107 8 βγ C6
4109 3 β ---
4110 6 β ---
4111 2 α ---
4112 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:26 426 -2.2
-2 h 441 -2.4
-4 h 439 -3.9
-6 h 425 -2.6
-8 h 444 -2.4
-10 h 424 -1.9
-12 h 430 -1.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -14 -/ -
-2 h -13 -/ -
-4 h -21 -/ -
-6 h -10 -/ -
-8 h -5 -/ -
-10 h -1 -/ -
-12 h -6 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^2
6/11 0.3 1x10^3
6/10 0.3 5x10^2
6/ 9 0.3 1x10^3
6/ 8 0.3 3x10^3
6/ 7 0.4 9x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 6/ 6 11:46 高速太陽風は続いていますが、速度は500km/秒へ下がっています。
2025/ 6/ 7 12:29 太陽風は平均的な速度に戻っています。磁気圏は概ね静穏です。
2025/ 6/ 8 11:58 太陽風磁場が強まり、南向きに変化して磁気圏の活動を強めました。
2025/ 6/ 9 12:25 太陽風は平均的な速度です。磁場が南寄りになり、磁気圏の活動が強まっています。
2025/ 6/10 13:38 太陽風は平均的な状態です。太陽は穏やかです。
最新のニュース

2025/ 6/11 12:30 更新
太陽風は平均的な状態です。磁気圏では弱い活動が起きています。

担当 篠原

太陽風の速度は、430km/秒前後と平均的な状態で推移しています。
磁場強度も5nTと平均的な値です。

磁場の南北成分は、南寄りの傾向になっています。
磁気圏では小規模の活動が起きていて、
AE指数は500nTの変化が長い時間続いています。

SDO衛星AIA193では、
太陽の南東側(左下)からコロナホールが横に伸びていて、
先頭(右端)は太陽の中心線にほぼ達しています。
このため、3日後くらいから、
この領域の高速太陽風が地球にやって来る可能性があります。

27日周期の図を見ると、
前周期は5月17日から速度が高まっています。
今後の推移に注目して下さい。


太陽は、南西(右下)の4107黒点群で
C5.5の小規模フレアが発生しています。

また、北東の端(左上)で
小さい活動が頻繁に起きています。
活動の規模が大きくなる様であれば,注目して下さい。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。