宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 7/17 13:04 更新 太陽風の速度は650km/秒に高まっています。磁気圏も活動的です。 担当 篠原 太陽風の速度は、今日未明まで550km/秒で推移していましたが、 その後一段高まって、現在は650km/秒と、 より高速の風に変わっています。 磁場強度は、7〜8nTで安定しています。 磁場の南北成分は、南を向いたり、北を向いたり、 ゆっくり変化しています。 南を向いたところで磁気圏の活動が強まり、 AE指数は1000nT近い中規模の変化が発生しています。 SDO衛星AIA193を見ると、 南半球のコロナホールは左端が中心線近くに達しています。 太陽風速度の高まりは、 3〜4日くらいで終わりに向かうかもしれません。 太陽は穏やかに推移しています。 X線グラフは、昨日のC5.0以降は目立った変化が起きていません。 一方、可視光写真では、黒点群が11群も見えています。 WDC-SILSOの黒点相対数の速報値では、 昨日、16日の値が 204 と200を超えています。 今後修正される可能性がありますが、 200に達したのは4月24日以来で、3か月ぶりです。
(c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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