宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 8/31 07:32 更新 M2.7の中規模フレアが発生しました。ハロー型のCMEが発生しています。 担当 篠原 今朝、31日4時(世界時30日19時)に、 太陽の中心付近の4199黒点群で、 M2.7の中規模フレアが発生しました。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 X線グラフを見ると、 強度の高まりがゆっくり下がるタイプのフレアです。 この場合、CME(コロナ質量放出)が発生することが多く、 GOES衛星のCCORR-1を見ると、 太陽を丸く囲むようにハロー型のCMEが広がっています。 この太陽風の乱れは地球へ向かっていると考えられます。 到来は、9月2〜3日頃でしょうか。 太陽風の乱れによって、磁気圏の活動が激しくなる可能性があります。 今後の情報に注目して下さい。 太陽では、中心部南側の4197群でも M1.3、M1.2の中規模フレアが発生しています。 2つの領域について、今後のフレアの発生に注目して下さい。 太陽風は、370km/秒前後とやや低速の状態が続いています。 磁場強度は、5nTからゆっくりと強まって、 10nTに達しています。 磁場の南北成分は、全体としては北寄りになっていますが、 南向きに -5nT程度の変化も発生しています。 磁気圏では小規模の活動が発生していて、 AE指数は、200〜300nT程度の変化が起きています。 SDO衛星AIA193では、 南東の端(左下)のコロナホールが良く見えるようになってきました。 前周期と同じ様な場所に見えています。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() 太陽を丸く囲むように広がるハロー型のCMEが発生しています。 (c) GOES衛星CCOR-1 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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