宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 6/ 3 13:09 更新 太陽風は600km/秒と高速の状態です。磁場が南向きに強まって、磁気圏活動が活発になっています。 担当 篠原 昨日の昼以降、太陽風磁場の南北成分が南向きに強まり、 磁気圏は活発な状態が続いています。 速度は、800km/秒から次第に低下して、 今日未明には600km/秒まで下がりましたが、 現在も600km/秒台で推移しています。 勢いはだいぶ下がりましたが、高速の状態は続いています。 磁場強度は、12nTから10nTに少し下がり、 今朝早くに急な強まりが到来して15nTに上がって、 現在は11nTです。 注目の磁場の南北成分は、 昨日の昼以降、-5〜 -10nTと南向きに強まった状態が 連続的に発生しています。 このため磁気圏の活動は活発に推移していて、 AE指数は、1000〜1700nTと大きい変化が 1日にわたって発生しています。 Dst指数も、1日の強まりの後に一旦値が上がりましたが、 再び低下して、-100nTの変化に達しています。 太陽風速度の高まりと磁場の南向きの強まりは どこまで続くでしょうか。 引き続き注目してください。 太陽は、北西(右上)に進んだ4100黒点群で、 M3.3とM1.1の中規模フレアが発生しています。 また、M1.1の直前に、 南東の端(左下)の少し向こう側で C9.2の小規模フレアが発生しました。 可視光写真では、黒点が見え始めています。 どの様な領域でしょうか。 ![]() Dst指数は、2日の夜に再び-100nT程度に下がりました。 (c) 京都大学WDC ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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