宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 6/12 13:18 更新 太陽風磁場が南向きに強まって、磁気圏の活動が強まっています。 担当 篠原 太陽風は、速度は420km/秒、磁場強度は5nTと 平均的な状態でしたが、 12日0時(世界時11日15時)頃に小さい変化がやって来て、 速度は小幅ですが460km/秒へ、 磁場強度は9nTへ高まっています。 磁場の南北成分は、変化の後は南向きに強まり、 -8nT程度の変化が続いています。 このため磁気圏の活動が強まって、 AE指数は、1000〜1300nTの大きい変化が 半日ほど続いています。 SDO衛星AIA193では、 南東側に大きいコロナホールが見えています。 2〜3日後くらいから太陽風の速度が高まりそうです。 注目して下さい。 太陽は、南西(右下)の4105黒点群でC6.3、 北東の端(左上)でC8.5、 南西の4107群で、C3.4、C3.2 などの小規模フレアが発生しています。 北東の端には新しい黒点が現れています。 この後も活動は続くでしょうか。
(c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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