宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College ![]() |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
![]() |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2025/ 6/16 12:28 更新 太陽風は平均的な速度に戻っています。M8.6の中規模フレアが発生しました。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨夜までは500km/秒と高速の状態が続きましたが、 その後は次第に低下して、 現在は420km/秒と平均的な速度に戻っています。 SDO衛星AIA193では、 南半球側でコロナホールが東西に大きく広がっていますが、 影響から抜けたのでしょうか。 この後、高速風が再びやって来るのか、 引き続き注目してください。 太陽風の磁場強度は、7〜8nTと少し強い状態です。 南北成分は南北にゆっくりと変化しています。 磁場が南寄りになった頃に磁気圏の活動がある程度強まって、 AE指数では500nT前後の変化が発生しています。 現在は速度が下がってきたので、 磁気圏の変化は小さくなりそうです。 太陽は、中心部北東側(左上)の4114黒点群の活動が強まり、 今日未明、16日3時(世界時15日18時)に M8.4の中規模フレアが発生しました。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 4114群は、その後もC9.8の小規模フレア、 M1.2の中規模フレアなどを起こしています。 太陽の中心に近いので、地球へ影響が及びやすい状況です。 この後の活動に注目して下さい。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
![]() |
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |