宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 6/17 12:38 更新 太陽風はやや高速になっています。M6.3の中規模フレアが発生しました。 担当 篠原 太陽風の速度は、450km/秒から470km/秒へ少し上がって、 やや高速になっています。 磁場強度は、9nTとやや強まった状態です。 磁場の南北成分は、 南寄りになったり北寄りになったり、ゆっくり変化しています。 南寄りの時に磁気圏の活動がやや強まって、 AE指数は、300〜500nTの小規模の変化が発生しています。 SDO衛星AIA13では、 南半球に大きいコロナホールが見えていますが、 緯度が高いためか、目立つ程の影響は来ていません。 通り過ぎるまでは注意が必要でしょう。 太陽では、中心部北寄りの4114黒点群で、 16日13時(世界時16日4時)にM1.8、 16日18時半(世界時16日9時半)にM6.3と、 中規模フレアが発生しています。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 4114群は太陽の中心に近く、 地球へ影響が及びやすい状況が続いています。 SOHO衛星LASCO C2、C3では、 太陽の右下、右上、真上と、3方向に次々と CME(コロナ質量放出)が飛び出す様子が見えています。 3つめのCMEは、M6.3中規模フレアによるものかもしれません。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() 太陽の右下、右上、真上へCMEが飛び出しています。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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