宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 7/18 13:44 更新 太陽風は高速ですが、速度は少し下がっています。 担当 篠原 太陽風は、昨夜までは650km/秒の状態が続きましたが、 今日に入ると少し下がって、580km/秒で推移しています。 高速の状態は続いています。 磁場強度は、7nT前後で安定しています。 グラフの最後で下がりかけている様に見えますが、 この後はどうなるでしょうか。 磁場の南北成分は、 グラフの前半は南寄りですが、後半は北寄りに変わっています。 磁気圏の活動もこれに対応して、 AE指数は、途中までは500〜1000nTの中規模の活動が続いていますが、 後半は変化が見られなくなっています。 現在は穏やかな状態です。 SDO衛星AIA193を見ると、 南半球のコロナホールは南西側(右下)に進んでいて、 2〜3日程度で太陽風速度の高まりは終わるかもしれません。 一方、北東側(左上)に小さいコロナホールが見えています。 この領域は27日前の前周期は広がりが大きく、 6月26から太陽風速度が高まっていました(27日周期の図を参照)。 今回はどうなるでしょうか。 太陽は、北西(右上)の4136黒点群で C5.9の小規模フレアが発生しています。 その他は特に活動はなく、太陽は穏やかです。 ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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